上野動物園と国立西洋美術館をはしごしてきた その2

国立西洋美術館編。
もう1度行くつもりだった「大英博物館 古代ギリシャ展」もきっちり見てきました。
金曜は夜8時まで開館してて動物園を見てから4時過ぎに入ったんですが、前きた時よりすいてましたねー。
しっかり堪能してきました。
そしてそのあとはもちろん常設展も見にいかんとね。
今回もバシバシ写真撮ってきました。
前回とは違う絵画の写真をそれではどうぞ。
(ただ相変わらず写真がうまくとれてませんねー・・・)

「聖ミカエルと龍」

パオロ・ヴェロネーゼ「聖カタリナの神秘の結婚」

レアンドロ・バッサーノ「最後の審判

「鳥罠のある冬景色」

「豊穣」

上の「豊穣」と同じ作者、ルーペンスによる「眠る二人の子供」

グイド・レーニ「ルクレティア」

「聖ペテロの解放」

ヤーコプ・ヨルダーンス「聖家族」

「果物籠のある静物」
この果物がもう本当に美味そうでヨダレが出てきそうな作品。

「踊るサテュロスとニンフのいる風景」

「マース河口(ドルトレヒト)」

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール「聖トマス」
この光の加減が素晴らしいですね。

マリー=ガブリエル・カペ 「自画像」
今ならフォトショ修正乙と言われそうなくらいの美人っぷり。
もうこの顔からして「あたしって美人でしょー」「それに絵も上手くて天才よねー」っていう心の叫びがほとばしるようです。
しかし絵を描く時こんな派手なドレス着るわけねーだろって感じですが、これは当時の流行の最先端のドレスだったらしいので恐らく「こんなおしゃれな私を見てちょうだいな」って思いだったんじゃないでしょうか。

アリ・シェフェール「戦いの中、聖母の加護を願うギリシャの乙女たち」

クールベ「眠れる裸婦」
当時表に出てくる裸婦は超絶美人の女神様みたいな架空の美化されたモデルでエロさを奥に隠したシチュエーションを使ったものばかり。
一方そこらへんの女性をモデルにリアル描写した作品は寝室とかに飾る表に出ないものだけ。
そこで表にもリアルな裸婦像を出さんでどうする、みたいな運動があってこれもその流れの中で出たものらしい。

同じくクールベ「罠にかかったキツネ」

「トルーヴィルの浜 」

ルノワールアルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」
ルノワール初期の傑作。
松方コレクションの中で最後まで返還を渋られたとか、ルノワールについて語ると必ずこの作品について言及があるとか逸話がいっぱいの超重要作品。