イエスという男、西洋騎士道事典、魔女狩り

イエスという男 第二版 増補改訂

イエスという男 第二版 増補改訂

著者の説の押し売りが気になる人もいるかもしれない。
個人的には「勉強になるけど。納得できないとこもあるなー」って感じ。

新版 西洋騎士道事典―人物・伝説・戦闘・武具・紋章

新版 西洋騎士道事典―人物・伝説・戦闘・武具・紋章

読みにくい本。
あいうえお順に並び替えられたおかげで前項参照って言われても、すぐに参照できないです。
あと訳者が注で(学問的な)訂正を大量に入れてるんだけどこれが気になる。
この本ってがっちりした資料集ってよりはもっと手軽な読み物としてかかれたんじゃないのかな。
まあ原書に当たってみないと何とも言えないんだけどさ。
魔女狩り (ヨーロッパ史入門)

魔女狩り (ヨーロッパ史入門)

これはかなり面白い本。

魔女狩りってそんなに中世ヨーロッパで荒れ狂ってたわけじゃないんだね。
実際のトコ数万人しか殺されて無いらしい。
あと末期になると貴族層までターゲットになった(殺された人の財産は教会が分捕るから)ってのもウソらしい。
実際のとこ一部の地域でのみ起こった、一種のヒステリー状態だったんだって。
それと魔女裁判もかなりの人が無実の判決を受けたり、そもそも容疑がかかっても起訴されてないんだってさ。