ヒトラーの戦士たち―6人の総帥、「相対論」はやはり間違っていた―アインシュタイン 理性を捨てさせた魔力

ヒトラーの戦士たち―6人の総帥

ヒトラーの戦士たち―6人の総帥

当時のドイツの高級幹部たちが、ヒトラーとどう関わり彼を支えたのかという話。
ナチスだけが悪いと、当時の軍人達が言うのはおかしいじゃん。
彼らだってヒトラーに協力していたんだよ、少なくとも間接的には。
そうした当時の空気を6人の幹部の人生から探ります。
この本自体は悪い本じゃないんだけどさ、気になる点もある。
まずナチス悪い、軍も悪い、じゃ当時の国民はどうなのよ。
ナチス打倒(というかヒトラー打倒)のレジスタンスとかの話は時々出てくるけど少ない。
もちろんこれは軍を中心に描いているからだけどさ。
後これは訳者のせいなのか、原著のせいなのか知らんが、どうしても今のドイツは違うんだっていう空気が出てるんだよね。
たかだか5、60年前のしかも自国の話で、まだ生きてる人もいるはずなんだけど、当時の国内がどうだったかがまったく分からん。
まるで当時ドイツ国民がいなかったかのように感じます。
「相対論」はやはり間違っていた―アインシュタイン 理性を捨てさせた魔力 (Shocking science)

「相対論」はやはり間違っていた―アインシュタイン 理性を捨てさせた魔力 (Shocking science)

一瞬期待したおいらがバカだったよ。
何か画期的な新理論でも出てきたのかと思ったら・・・。