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I LOVE 過激派

共産主義者同盟戦旗派にいた著者の回顧録みたいなもの。
これが面白いかというと・・・個人的には意外に好きなんですけどねー。
特に極秘内部情報みたいなのはないですけど。(組織の自滅過程は細部は置いといて大体予想通りだし)
とはいえ80年代からのこの手の組織の活動家がいかに社会から隠れて会社に入り、上司に嘘を付いて成田闘争に出張ったりしてたかとか細かいところはなかなか。
あくまで理論面じゃなくてそういうエッセイテイストというか軽い読み物です。
内ゲバとかも話しとしては出てきますけど、そこに暴力性が見えないというかあえて隠して書いてるのか。
幹部になりながら最後にこの著者は組織を抜けるというかほぼ追い出されるんですが、それはかなり幸福な追い出され方であり、上手く抜けたように見えます。
他に出てくる活動家は理想に燃えるもののベテランに目を付けられ正義の為に入ったのにその中でイビられるという状況から燃え尽きてウツ状態に入った若い人だったり、幹部クラスでも組織運営の為に借金地獄になっただのひどい話しばっかり。
あと組織内の恋愛については、女性著者ということでなかなか見ない情報というか男の活動家ってあんましそういうの書かないよね。
心理描写とか。

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